ニャッキ格闘列伝

ちゃんとしたインストールは結構面倒になっています。

・yumより必要なライブラリのインストール

# yum install libxml2-devel libpng-devel libjpeg-devel libmcrypt-devel openssl-devel

主要なものは面倒なのでyumで入れてしまう。

・FreeTypeのインストール
WordPressでCapchaで使うものがあるのでインストールします。
Link:The FreeType Project
今回は 2.4.9 をインストールしました。

インストールは一番簡単な方法にしました。

$ ./configure
$ make
# make install

・curlのインストール
phpからのHTTP通信を行う時には大抵curlを使うのでインストールします。
Link:cURL - Download

こちらのインストールも一番簡単な方法にしました。

$ ./configure
$ make
# make install

PHP公式より適度なバージョンをダウンロードし解凍します。
Link:PHP: Hypertext Preprocessor

現在はこんな感じにしています。

$ ./configure --prefix=(PHPインストール先) --with-apxs2=(Apacheインストール先)/bin/apxs --enable-magic-quotes --enable-mbregex --enable-mbstring --enable-zend-multibyte --with-mysql=(MySQLインストール先) --with-mysqli=mysqlnd --with-pdo-mysql=(MySQLインストール先) --with-zlib --with-gd --with-jpeg-dir --enable-sockets --with-curl --with-openssl --with-mcrypt --with-freetype-dir
$ make
# make install

昔インストールに使った5.3系からもってきているのだが、
いくつかオプションがなくなっているようです。
とりあえずインストールには影響がないようなのでそのままにしています。

・php.iniを設置
ソースのルートに雛形があるのでそれを指定のところへコピーする。

$ cp (PHPコンパイル先)/php.ini-development (PHPインストール先)/lib/php.ini

・ApacheにPHP処理を登録
httpd.confに自動的にphp5モジュールは組み込むけど
ContentTypeの組み込みは行われないので手動で組み込む。

AddType application/x-httpd-php .php

その後Apacheを再起動する

# service httpd restart

以下のソースコードを作成しApache経由でPHPに実行させる

<?php phpinfo() ?>

ちゃんと実行できればインストールしたPHPの情報を表示してくれます。
今回必要なライブラリが使えるかを確認します。

一番重要なのはちゃんとphp.iniを参照しているかというところです。
大抵php.iniを参照されていないでライブラリが使えない状況になっていることが多いです。

---

今回は自分のWordpressで動くような設定を書いています。

ほかのライブラリを追加したいときはphpのconfigure周りを見直せばインストールできます。

よくわかるPHPの教科書 たにぐち まこと 毎日コミュニケーションズ 2010-09-14 売り上げランキング : 756 Amazonで詳しく見る by G-Tools