2016.08.29
【サーバー?】VPNを使ってみる
使い勝手は悪く無い。
自宅のルーター「PR-500KI」を調整していたところVPNの項目を見つける。
VPNには興味があり「SoftEtherVPN」は試してみたのだが
思った通りの動きにならず結局のところ諦めてしまっていた。
しかし、VPNというのをちょっと使ってみたいというのと
便利なのかなという興味本位で再度試してみることにします。
ルーター側の設定についてはユーザー名とパスワードを設定してVPNを有効化する。
あと、事前共有キーをメモっておく。
大体これだけの情報があればアクセス可能らしい。
接続方式はいろいろあるみたいだが「L2TP/IPsec」とのこと。
あとは自宅のグローバルIPに接続すればいいらしい。
例としてAndroidとWindowsの設定方法をメモしてく。
Link:Windows10のL2TP接続 ■セカイVPN■
Link:Android端末(L2TP/IPsec) : VPNクライアントとの接続 : UNIVERGE IXシリーズ | NEC
設定した感じではWindowsのほうが面倒でした。
これでちゃんと設定できていれば同一ネットワークに参加できるようになっているらしい。
対象のIPアドレスでファイル問い合わせとかすると自宅にいるかの如くファイルのやり取りとかができるようになります。
対象PCのIPアドレスを指定すればアクセスできるのだが、PC名でアクセスしようとしてもできない。
これはVPNだとよくある話らしい。
Windowsのネットワークのことを詳しく知らなかったのでちょいと調べてみた。
Windowsは基本NetBIOSを使っているらしい。
ブロードキャストで全PCに問い合わせることで相手PCを探している。
要はIPMessengerとかと同じようなことをしているみたい。
んで、ブロードキャストを使っているというところが肝で同一ネットワークに参加しているが
物理的には参加してはいないのでブロードキャストを投げたところで
うまくやり取りができずに名前解決が出来ないというのが現在の状況らしい。
状況的には以下のリンクと同じ感じ。
Link:SambaによるWINS及びマスタブラウザ設定
どうすればいいかというとNetBIOSを取りまとめるWINSというのがあるらしく
WINSをネットワーク内に立てて外部からの参照時はWINSへ問い合わせるのがいいらしい。
WINSはSambaの機能としてあるらしい。
なのでLinuxにあるSambaの設定をちまちまいじる。
WINSを有効にして自分がマスタブラウザとして設定されていればいいみたい。
あとはこれをDHCPの設定でWINSのIPを設定して
ネットワーク参加者全員にWINS情報を配布する形にすればいいらしい。
しかし、なんと「PR-500KI」にはWINSが設定できないみたい。
なので、ポートのWINS設定にIPを直書きする。
これで一応設定出来た感じだと思うので名前で接続を試してみるがなんか動きがよろしくない。
状況的にはこんな感じ。
・[OK] 自宅PC ----> VPN接続PC ・[NG] 自宅PC <---- VPN接続PC
片側がうまく行くのであれば反対もうまく動いてくれてもいい気はするのだがなんか動かない。
まあ、IPで接続できるのであれば問題ないんじゃねということで放置。
どこか他のところのネットワークからの接続なので何か弾かれている可能性もあるかもしれない。
それなりにVPN周りが見えてきたわけですが便利ですね。
しかし、VPNをするならルーターとかの機能もしっかりしておいたほうがいい感じがする。
だけどVPNルーターは糞高い。
一般人であれば現状のような貸出ルーターを使うのがベターなんでしょう。
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