2015.01.15

【サーバー】CentOS7を触ってみる

なんかそんな気分になったので触ってみました。

chkconfigがない

自分的に一番大きい修正はこれです。
一応、chkconfigは残っているみたいだが警告ありで使用できます。

んで、どのように変わったかというと全てsystemctlでできるようになったとのこと。

大抵はこんな感じになるらしい。

# systemctl (やること) (サービス名)

以下のやることを覚えておけばある程度は扱えるはず。

start	開始
stop	終了
restart	再起動
enable	自動起動有効
diseble	自動起動無効

例えばapacheを起動させるには以下のような感じになる。

# systemctl start httpd

まだ、よくわかっていないのはサービスのリスト表示です。
以下のコマンドで表示はされるけどどのように見ればいいかがよくわからない。

# systemctl list-units

どうも、どのサービスが動いているかくらいしか表示されない。
ランレベルの概念とかがなくなってしまったのでしょうか。

SELinuxとFireWallは止める

あいかわらず、最小構成でもセキュリティは厳しめです。
一般ユースとしてはそこまでセキュリティが高くなくてもいいので即座に切りました。

・SELinux
起動時に止めるときには設定ファイルを編集する必要がある。

# vi /etc/selinux/config

以下の項目を編集する。

SELINUX=enforcing
↓
SELINUX=disabled

起動中にSELinuxをオフにする場合は以下のコマンドで切れます。

# setenforce 0

・FireWall
FireWallはサービスらしいのでsystemctlで止める。

# systemctl disable firewalld.service

FireWallを軽く触ってみたところ管理が簡単そうなので
使ってみるのもいいかもしれません。

ifconfigがない

自分のIPを確認するために使っていたifconfigもなくなっています。

代替としてipを使えばいいらしい

$ ip a

MysqlがMariaDBへ

7からはMysqlからMariaDBに変更になります。

流れとしてはオラクルがMysqlを買収したのでMysqlの更新が止まるかもしれない。
なので新規にMysqlから派生したMariaDBを更新していく感じみたい。

なのでMariaDBは、Mysqlからの派生なのでほぼ同じ動きになります。
というか、現在は差が全くわからないくらいに同じです。
パッケージ名がMariaDBになったくらいでしょうか。

クライアントもmysqlのままだしオプションも同じ。
InnoDBもあるし、設定ファイルの構成も同じみたい。
なので、Mysqlを使える人であれば移行はすんなりいける。


さくっとさわってみたけど、差としてはこんなもんじゃないかと思います。
以前からCentOSを使っていた人にとっては馴染みやすい。

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